世間がコロナの猛威に震える中、配信もしつつリアルでの開催を目指していたkintone Café 神奈川 Vol.6。悩んだ結果、8日前に完全オンラインでの開催に踏み切りました。
まず最初にkintone Café を創始したラジカルブリッジの斎藤さんから
いまやkintoneの成長を語る際に欠かせないコミュニティであるkintone Caféの歩みは、人々に支えられ、愛されるプラットホームとなったサービスの歴史でもあります。
3年間、開催が途絶えていたkintone Café 神奈川。再出発を期すにあたり、ふさわしいスピーカーこそ斎藤さんです。
Vol.3の開催時にも札幌から駆け付けてくださいましたし。
2016、2017年には全国で週一回は開催されていたkintone Caféも最近は少し頻度が減っているようです。それを聞いて、開催を途絶えさせていた張本人である主催者は反省していたことは言うまでもありません。
「kintoneに関わる人達ってなんかいい人多いよね」という言葉を胸に、また神奈川のkintone界隈を盛り上げていきたいと思いました。
続いて主催者のアクアビット長井による
ということで、kintoneの導入を円滑に進めるには、お客様にkintoneのファンになってもらいましょう、というのが主旨です。
システム開発会社の視点ではありますが、それは実は医療・福祉の組織でkintoneを導入しようと奮闘する方にも共通する視点のはず。
主催者が普段、導入で心掛けていることをお伝えしてみました。
さて、続いてのセッション合間にzoomのアンケート機能を使ってみました。
kintoneをある程度触ったことがある人、というあいまいな設問でしたが、21名が「はい」、6名が「いいえ」を押してくださいました。冒頭には挙手機能も説明しましたが、今回はzoomの機能のノウハウも探りながらの開催でした。
続いても主催者のアクアビット長井による
今回のkintone Café 神奈川 Vol.6は医療・福祉組織向けに焦点を合わせています。
なので、チーム応援ライセンスは非営利団体の方に向け、役に立つのではないか、という意図です。
主催者自身が以前、チーム応援ライセンス記念セミナーで登壇させていただきました。あらためてこの機会を活かし、少しでも多くの人にこの素晴らしい制度について知ってもらいたいと思いました。
続いては情報親方こと東野さんによる
コロナで出られない皆さんのためにさくらを出すあたり、その美しい色使いとともにマニュアル職人のプロ意識が垣間見えます。
東野さんは言うまでもなく、kintone導入ガイドブックを作った方です。
考慮されたユーザーエクスペリエンス(UX)が盛り込まれたガイドブックの思想をさらに深め、同窓会向けに作成したアプリを年配の方にも使ってもらうためのマニュアルの動線やデザインの事例は、皆さんの深い関心を呼びました。
「わしにもできた!!」というパワーワードが誕生した瞬間にも立ち会えました。このフレーズは、UXの知見が盛り込まれたkintoneの簡単なインターフェースにも、さらに工夫の余地があることを教えてくれました。導入を進める私たちにとって、UXとはまだまだ奥の深い概念であることを東野さんのスライドは教えてくれているように思います。
導入する側にとって学びの深いセッションでした。
続いては休憩をはさみ、京都からリモートで参加して下さった峠さんによる
kintone界隈で医療・福祉業界にkintoneを導入するノウハウを語らせれば、峠さんも含めた五人の方の貢献度の高さは言うまでもありません。
かつて、医療情報をクラウドで扱う際には明らかな抵抗がありました。そのような歴史も今や忘れられつつあります。
それも、五人の方の努力があってこそです。その頃から大きな病院の中でkintoneを広めつつ、少しずつ利用範囲を広げていった苦労は並大抵のものではないはず。
しかも峠さんのスライドでは、改善された結果が実際の数値として出されています。そこに説得力があります。
「生死を預けるに良い地域」とはまさに医療改善の努力の結果が生んだフレーズだと思います。
さらにすごいのは、そうした立場でありながら、全国に医療システムのノウハウを展開するという意欲を峠さんがお持ちの事です。
今、コロナによって医療崩壊が叫ばれています。そんな中、時宜をえたセッションに感銘を受けたオーディエンス一同でした。
さて、つづいてのセッションに移る前に、五人の方の一人であり、峠さんのセッションにも登場したTTコンビのもう一人である、キンボウズこと瀧村さんにも急遽登壇して頂きました。
突然の登壇依頼にも関わらず出て下さった瀧村さんは、もともとはリアルなkintone Café 神奈川 Vol.6にも登壇いただく意欲をお持ちでしたが、私用で来られませんでした。それが今回の開催がオンラインになったことで登壇していただけたのはラッキーでした。
しかもその内容がすごい。全国の医療介護資源データベースをkintoneとkViewerとForm Bridgeを組み合わせ、安価で提供してしまおうという。
TTコンビがコロナに苦しむ日本を、いや、世界を救うのではないか。あたかも台湾のIT担当大臣のように。そんな希望が感じられたセッションでした。
続いては、加藤さんによる
クラウド University講師であり、Amazon kindleで書籍を発表し、Facebookのkintone 活用研究会を運営するなど、以前からkintoneコミュニティに貢献して下さっている加藤さんは、kintone Café 神奈川の運営にもVol.1からご協力くださっています。
加藤さんによるプロセス管理のデモを含めた実践的な内容はとても有益な内容でした。今回のkintone Café 神奈川 Vol.6が初心者向けをうたっていたわりに、kintoneの画面の登場頻度が少なかったのでなおさらです。
動的グループとプロセス管理を組み合わせることで、個人アカウントの設定を行う事なしに、簡単に回覧機能が実装できる。
それこそ、業務改善にすぐ利くkintoneの威力でしょう。それを如実に表してくださったセッションでした。
その効果は、主催者が翌日、別のkintone案件の打ち合わせをしている中で、加藤さんのセッションをzoomで観覧してくださった方から、「昨日のプロセス管理の話が使えるんじゃないか」という言葉を引き出したことから明らかです(実話)。
さて、最後のセッションは清水さんによる
kintoneの文化の良さは、弱さをさらけ出せるところにある、と主催者は思っています。
清水さんのセッションはその弱さを赤裸々に語ってくださいました。
kintoneに限らず、組織の中に新しい風を吹き込む際に、やってしまう失敗。それは「根っこは「不安」や「恐れ」」がある心理に気づかず、前のめりになってしまうことです。その時の失敗は、やる側に善意があればあるほど痛みを伴います。
そうした弱さを率直に語って下さった清水さんの経験は、まさに現場を知らなければ語りえない真実の響きがあり、それがみなさんに感動を与えていました。
文具と同じ機能を電卓のキーに与えた工夫など素晴らしいですし、作業と支援とチャレンジをサイクルとして回し、そこにkintoneを挟むことで効果を加える部分も、皆さんに感銘を与えていました。清水さんも先に登場した医療・福祉にkintoneを広めようと貢献していらっしゃる五人のうちの一人です。
「仕事、スゲー楽しいっす!」これこそがkintoneです。
さて、清水さんのセッションが終わった時点で、残り時間は30分。もともと、この時間は質疑やフリートークにあてる予定でした。
zoomの挙手機能や「はい」「いいえ」機能を駆使してどこまで質疑が活発になるか。そんな期待がありましたが、慣れないオンラインだからか、さほど質疑がなかったのはファシリテーターである主催者の力不足でしたね。
でも、渋屋さんからは、セッションから受けた思いを語って下さいました。
5/9のkintone Café Onlineの紹介に話を移したところ、当日、運営してくださる松田さんからドラフトの予定もかかわらず、当日の内容を説明して下さいました。
kintone Caféの開催場所ついても話を振ったところ、神奈川でもっと開催して欲しいという皆さんの声がzoomグループチャットに続々と。それもすごくうれしかったです。
今回は、最大で43人の人が同時にzoomで観覧してくださっていました。YouTubeでも同時に配信していたので、視聴者はさらに多かったはずです。
また、zoomのグループチャット機能を通して38人の人が一回以上は発言してくださいました。合計451回も。
そしてTwitterでも、250回ほどのつぶやきが場を盛り上げてくれました。それらもオンラインで開催した十分な手ごたえです。
ご参加くださった方、ありがとうございました! 次回は5/9にお会いしましょう!